2月28日 トイレ問題:連邦方針転換 
Source :Trump Rescinds Rules on Bathrooms for Transgender Students (New York Times)
2月22日、連邦司法省と教育省は、共同レターを発出し、オバマ政権の「心の性」に基づいてトイレの選択を認めるべきとの方針を覆すことを表明した(「Topics2016年5月5日 NC州法に警告」参照)。これにより、具体的な規制が変化するわけではなく、従来通り、地方政府、学校区に子供の安全を守ることを基準に判断が下されることになる。

今回の共同レターは、トランプ大統領及び教育長官の意向を司法長官が押し切る形で発出された模様だ。 トランプ政権内で、司法長官を中心とする強硬保守派が主導権を握っている。

※ 参考テーマ「LGBT

2月27日 不法移民対策の強化 
Source :New Trump Deportation Rules Allow Far More Expulsions (New York Times)
2月21日、Department of Homeland Security(DHS)から2つの文書が公表された。いずれも、不法移民対策を強化するとの内容である。
  1. 不法移民による犯罪の公表

  2. 不法移民に対するプライバシー保護の不適用

  3. 州、自治体の警察組織のフル活用

  4. 収容施設の拡充

  5. 一時的避難の厳格化

なお、Obama大統領令(DACA:Deferred Action for Childhood Arrivals)に関する具体的な言及はなく、犯罪を犯さない限り、国外退去の対象とはならない(「Topics2017年1月26日 加大の抵抗」参照)。

今回の大統領令では、移民法違反はもとより、行政上の不適切行為、公的扶助の受け取り等も国外退去処分の対象としている。相当厳しい対応が行なわれるものと見られる。

ただし、州、自治体の警察組織を活用することについては、反発が強い。NY市長は、『社会に対する危険が明白な場合は当然として、NY警察が移民当局の執行機関となることはない』と明言している。ここでも連邦政府と州、自治体との行政権限の問題が起きているようだ。

※ 参考テーマ「移民/外国人労働者